Scarabによるバグ追跡システム (ISBN:4274066347)

とりあえず読んでみた。Scarabそこそこ面白そうだ。本そのものについては、分かりやすく書いてあるわけではないところが、少し不満かな。

アジャイルソフトウェア開発の奥義(ISBN:4797323361)

「リファクタリング」も一通り読んだので、もう少し設計について突っ込んだ知識を得る勉強をしようと考え中。ということで、この本を毎日ちょっとずつ読むことにする。ページが多すぎてめまいがしてくるけど・・・。

プログラマ主役型プロジェクトのススメ(ISBN:4798106844)

試験勉強他のために、しばらく我慢していた読書やら設定作業やらゲームを再開。システム開発の現場には、自律的に動けるプログラマの存在が大切ですよ、っていう戒めの本。まあ、実際問題として、技術力の全く無いシステムエンジニア、プロジェクトリーダー…

リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (ASIN:4894712288)

恥ずかしながら、ずっと積ん読状態だった本。久々に読み始めてみたら、思っていた以上に読みやすいことにびっくり。内容のレベル云々の前に、文章/翻訳としての品質が高い。しかも、目から鱗のテクニックが結構たくさんあって、勉強になります。

Knoppix hacks―カスタマイズとシステム管理のテクニック (ISBN:4873112281)

「KNOPPIXは、何かと役立つアーミーナイフのようなもの」という発想に貫かれたKNOPPIX紹介本。シンプルなデザインの表紙は結構好みかな。まだ読んでる最中なんだけど、トラブルシューティングが大変なディスクブート部分の解説が、ちゃんとまとめられている…

図解超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!(ISBN:4766783190)

効率よく勉強する方法について書いた本。 単純な作業を毎日しっかり続けることが、結局は本番での結果に繋がる、という考え方にはびっくりした。言われてみれば、確かにそうだと思う。あと、たとえ分からないところがあっても、とにかく決めた分量だけ先に進…

セックスボランティア(ISBN:4104690015)

日ごろ表に出てこない「障害者の性」について、真正面から論じた本。 言われてみて初めて気づくような種類のことだが、障害者にも性欲はあり、恋愛したいと思う。だが、障害者の多くにとって、その想いをかなえることは難しい。生物的としてのセックス遂行能…

夢をかなえる人の手帳術 (ISBN:4887592493)

去年読んだ本だけど、この本の内容はとっても気に入っているので、いまだに繰り返し読んでいる。特にいいな、と思うのが「灯台の時間」という考え方。1日のうちに、自分と向き合って考えるため"だけ"の時間をとって、自分の時間の流れを観察することで、あわ…

幸福な食卓 (ISBN:4062126737)

瀬尾まいこの本を読むのは、「図書館の神様」と「天国はまだ遠く」に続いて3冊目なんだけど、前に読んだ2作とは、結構違う感じの話でびっくりした。4章の中篇から成る物語なんだけど、主人公の自分探しが軸になる、いつものストーリーが影を潜め、あの江国香…

ブクログ生活

今年読んだのに、未登録のままになっている本を探してみたら、ごろごろ出てきた。そろそろ100冊も近くなってきたかな。 http://booklog.jp/tana.php?ac=morioX

ブクログ

http://booklog.jp/ 読んだ本、興味のある本を並べて、あたかも本棚のように表示させることができるサービス。やってみると、これが結構面白い。ためしに今年自分が読んだ本を並べはじめてみたら、ついついはまってしまった。 http://booklog.jp/tana.php?ac…

がなり流 (ISBN:4413034945)

高橋がなりが、Big Tomorrowに連載していたエッセイを集めた本。 がなり塾に通って3ヶ月になるけど、がなりさんは、わかるようでわからない側面が本当に多い人だ。 とてもあまのじゃくな人なんだけど、物事を推進する力は人一倍。決断のスピードはめちゃめち…

上京はしたけれど(ISBN:4840111081)

イラストレーターで身を立てようと上京した女性(たかぎなおこ)が、自分の身の回りで起きたことをイラストを交えて書いた本。実は第3弾らしい。 イラストエッセイとして見ると、太田垣靖子の作品と似ている。ただ、太田垣靖子の作品は、他人に対するツッコミ…

本物の実力のつけ方 (ISBN:4487799074)

「ミスター円」榊原 英資と「勉強術」和田 秀樹が、ビジネスパーソンに要求される能力について、述べた本。 なんだけど、ちょっと書きなぐりっぽい内容で、少々ガッカリかな。全編に感情的な記述、表現が多く、それがすごく引っかかった。ビジネス雑誌の記事…

チルドレン(ISBN:4062124424)

読み進むほどにはまってしまう、そんな短編集だった。 一見無関係に見える5つの短編が、実は有機的に繋がっているということが、読み進むうちに分かってくる。そして、最後に、軸となるストーリーが一本の糸で結ばれる。 各短編の軸になるのは、観察力抜群で…

SEのためのヒューマン・スキル入門 (ISBN:4822207897)

システムエンジニアに求められる「ヒューマン・スキル(専門技術以外の人間的能力)」とは何か、ということについて説明している本。 筆者がまとめるヒューマン・スキルのモデルは、以下の5つになる。 正しい行動 思考力 コミュニケーション・スキル 実行力 マ…

丸の内お局さまは見た やはり伸びた男意外にだめだった男の違い (ISBN:4413034333)

いわゆる「男に対するダメ出し」集。 あんまり特技もない僕としては、せめてお仕事くらいはちゃんと評価されたいと思う毎日なんだけど、自分で努力するだけでは、どうしても空回りになってしまう部分が多々あって、そこで悩んでしまう。「あー、また壁にぶつ…

天国はまだ遠く (ISBN:4104686018)

自殺しようと山奥の民宿に入った女性が、ふとしたきっかけから一命を取りとめ、自然の中で自分を取り戻していく、っていう話。 物語の多くを占める、千鶴と田村さんの会話がいい。リズミカルでユーモラス。そしてほんのり暖かい。仲のよい夫婦みたいな感じ(…

段取り力 (ISBN:4480816291)

「声に出して読みたい日本語」「三色ボールペン」で知られる斎藤孝が、あらゆる物事における段取りの重要性を説いた本。毎日を要領よく立ち回るための方法を説いた本、といったほうがいいかも。 斎藤孝のいいところは、人の能力を語る際に、決して「才能」と…

MOTの真髄〜イノベーションはここから始まる(ISBN:4822222306)

日経BPの谷島記者がコンセプトをまとめた新雑誌「日経ビズテック」が、ようやく創刊された。谷島記者のページ「谷島の情識」の読者にとっては待ちに待った創刊、という感じだ。 主なテーマは、MOT。いわゆる技術経営なのだが、この執筆人がスゴい。「ビジョ…

「分かりやすい文章」の技術 (ISBN:4062572451)

僕は大学時代、ちょっとした文章読本マニアで、30冊オーバーの文章読本を持っていた。読んだ割には、上手に文章が書ける気になれず、いつも悶々としていたものだけど。 久々に読んだこの文章読本は、やっぱり読んでもそんなに文章が上手くなれるような類のも…

人生に奇跡を起こすノート術 (ISBN:4877710523)

知的生産術・マインドマップの、唯一といっていい解説書。マインドマップの考案者が書いているだけあり、コンセプトから実践法まで丁寧に解説してある。 マインドマップについて簡単に説明するなら、タイトルにある通り「ノート術」の一種だ。文章、という形…

熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた (ISBN:4887592140)

いわゆる人間分類の本。「あなたは○○タイプですね」というやつ。この本での分類一覧はこんな感じ。 Controller : 実行力でチームをリード Analyzer : 冷静沈着に現状を分析 Promoter : 夢を語って盛り上がる Supporter : 合意と協調が何より大事 ビジネスで…

雨はコーラが飲めない (ISBN:4479681566)

「雨」という名の飼い犬と、音楽についてのエッセイ集。 江國香織の文章を読むのは結構大好きなので、今回も楽しみにしていたのだけど、ちょっと空回り、という感じだった。いつもは上品な化粧をしている女の人が、すっぴんでいるのを見てしまった、という感…

小説作法 (ISBN:4901142674)

スティーブン・キングが説く小説技法の本。なにが面白いって、まず構成が面白い。「第一章 小説を書く心構え」「第二章 読ませる文章の書き方」といったマニュアル的な堅苦しさが無い。なにせいきなり、100ページ以上の自伝を読ませる「生い立ち(105ページ)…

パーク・ライフ (ISBN:4163211802)

吉田修一はこれで2冊目。芥川賞受賞作品だそうな。「東京湾景」より僕はこっちのほうが好き。 主人公は、香水などを扱う会社の広報兼営業をしているサラリーマン。ふとしたきっかけで、日比谷公園にいつも来る「スタバ女」と知り合い、交流を深めてゆく。 隠…

図書館の神様 (ISBN:4838714467)

とてもさわやかで、読みやすいので、通勤時間に一気に読めてしまった。 高校の講師になった清(きよ)は、文芸部の顧問に着任する。活動場所の図書館には、男の子が一人だけ。唯一の部員である垣内君は、スポーツマン体型の、ものすごい文学マニアだった。二人…

コーチングのプロが使っている 質問力ノート (ISBN:4887592949)

コーチングの本というより、ビジネスでの話し方の本。クローズド・クエスチョン*1とオープン・クエスチョン*2を上手に使い分けることで、会話をコントロールできるのだという。 クローズド・クエスチョンとかオープン・クエスチョンの話は、結構いろんな本に…

ツ、イ、ラ、ク (ISBN:4048734938)

人生で一番むき出しの、純粋な形で恋をするのは中学生、という話。ライトノベル的なアプローチではなく、青春文学的なアプローチでもなく、いわゆる一般文藝のアプローチで小中学生の恋愛を描いている。そうきたか、という感じ。 舞台となっている小学校、中…

東京湾景 (ISBN:4104628018)

吉田修一の小説ははじめて読んだ。 携帯メールとかラブホテルとか連載小説とかカラオケボックスといった、小道具とか舞台の使い方がとても上手い人だなと思う。 恋を積み重ねた大人が、改めてちゃんと恋をすることの難しさを描いた、親しみやすくて少し苦い…