2004-05-04 東京湾景 (ISBN:4104628018) 本 吉田修一の小説ははじめて読んだ。 携帯メールとかラブホテルとか連載小説とかカラオケボックスといった、小道具とか舞台の使い方がとても上手い人だなと思う。 恋を積み重ねた大人が、改めてちゃんと恋をすることの難しさを描いた、親しみやすくて少し苦い小説。久々にいい物語を読んだ。