Project Looking Glass を Windowsに導入

先週の日記(id:morioX:20051024#3)で書いたように、LinuxへのProject Looking Glass環境導入は、いつまで経ってもうまくいかないので、同じPCの別パーティションに入ってるWindows 2000 Professionalに導入できないか、チャレンジしてみることにした。
結果は、一発OK。ほとんど頭を使うこともなくインストールに成功した。結局、Windowsプラットフォームのほうが、LinuxよりもずっとJava 3D環境が安定する、という現実を突きつけられて、ちょっと切ない気分。
早速立ち上げてみると、今使っている0.7.1はpre-alphaバージョンである、との表示が。なので、結構アプリは不安定で数が少ない。「わー本当にこりゃ開発者向けだわ」という感じ。
だけど、それでも3Dデスクトップ環境は新鮮だ。一つ一つの動作が3Dで表現されるさまは、プレイステーションのゲームのよう。長く待った次世代デスクトップの手ごたえを感じさせてくれる。
奥行きのある表現が可能になるから、アプリケーション開発の幅も一気に広がるだろう。ウィンドウやメニューだけじゃなく、プロトタイプとして用意されているスケジューラも3D。直感的なインタフェースのアプリケーションも増えるんだろうなあ。
2時間くらい触ってみて、「これは面白い」との思いが強くなった。とりあえずWindows環境でどこまで開発できるか。今度はそれを試してみることにしよう。