最近の若者たちは軽く会社を辞めたがる。しかも入社１〜３年目の高校出の新卒採用でその傾向高し！

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うーん。「入社１〜３年目の高校出」の立場で考えると、いろいろ大変だと思いますよ。今は2人に1人以上の子が大学とか専門学校で遊んだりやりたい事をやっているのに、自分はさほど面白いとも思えない仕事を、しかも下っ端として仕事をこなさなくちゃならないんだから。しかもそれで、月40~60hの残業っていったら、平日には疲れきって自分のしたい事も満足にできません。それじゃさすがに人生やり直したいな〜、って思ったとしても責める事は出来ないんじゃないかと思います。
問1。おそらく多くの場合でNo。フリーター、ニートより正社員、というプレッシャーはむしろ昔よりも強いからです。昔よりも、ちゃんとした所属先を求める気持ちを持つ人はむしろ多いんじゃないでしょうか。ゲーム感覚で就職活動、と言えるのは、就職活動をゲームにできる一握りの強者だけ、と考えるのが無難です。
問2。終身雇用制が崩壊した今、長く働いてもらう、というのはそもそも困難な事かもしれません。ただ、魅力ある組織作りはかなり大切だと思います。魅力を感じている組織を辞めたい、という人はまずいないはずですからね。「入社１〜３年目の高校出」の子達にもどうしても残ってもらいたいなら、専門学校や大学に行くよりも素晴らしい経験が出来る、と言い切れるような環境にしないと無理かもしれません(基本的にはかなり無茶な話だと認識してます)。
問3。組織のメンバー構成にもよると思います。が、基本的に新卒の採用/育成コストを考えるなら、辞められるとその人についての収支は赤字になるはずです。大量採用大量退職を前提とするブラック企業なら別ですが。
あとは、年間600時間オーバーの残業付きで年収がいくらか。というのも重要な問題かと思います。極端な話、これで年収300万円なら、わざわざその会社にしがみつく理由は見つかりません。