2008年3月にJR線の寝台列車(夜行座席車も)が大量淘汰されます。どのような理由から、JR各社は夜行列車にあまり投資をしてこなかったと考えられますか?

http://q.hatena.ne.jp/1199027843
まず、個人的な話から。
僕はあんまり高速バスが好きじゃなくて、寝台列車に乗りたいなあ、とよく思う。高速バスは、長時間同じ体勢でい続けなくちゃならない上、たくさんの人数を狭い空間にすし詰めにする環境のために車内の雰囲気が悪いことも多い。まあでも、安いしそこそこ速いから高速バスをよく選んでしまうんだけどね。もうちょっと乗りやすいパッケージの寝台列車があれば、どんどん乗るんだけど、って思った記憶がある。
こうなった原因についての考察が面白い。分割民営化により、(新幹線のような高額路線以外の)長距離列車でお金を稼ぐスキームを作るのが難しくなった、という趣旨の指摘は参考になった。確かに、新幹線ほど動くお金が大きければ、分割された状態でも、積極的に各社で稼ごうとするよなあ、って。逆にそうでもないと、わざわざ手間をかけて金をかけて、路線を維持しようという気にはなれないよなあ、って。