OracleはRed Hatをつぶしたいわけではなく、その成果物を享受したいだけ。

http://www.atmarkit.co.jp/news/200611/02/oracle.html
ていうか、Oracleとしては自分達でディストリビューションを開発したいわけじゃないから、Red Hatにつぶれてほしいわけじゃない。それは当然かと。口は悪くなるけど、Red Hatには次々と新しいディストリビューションを出してもらって、そこにただ乗りする形でOracleがカスタマイズしたOracle準拠のLinuxを出していく、というのが理想でしょ。かりに、その余波でRed Hatがつぶれちゃったら、その時はごめんなさいね、いい値段で買うからね(JBossもついてくるし)、というのが本音かと。
それ何てミラクリナックス?という言葉が喉元まで出かかるけど、今のミラクリナックスAsianuxベースになっちゃったから、いろいろと面倒があるのかも。
気になることとしては、そもそもミラクルが現在の路線に切り替えた理由をしらないのでアレだけど、Oracleサポートだけじゃ回らない、という理由があったのかもしんない。そう考えるとOracleの路線が正しいのかどうかについて、少々疑問は残るな。市場規模が大きくなったので、同じ帰結になるとは限らないけど。Oracleも馬鹿じゃないから、このあたり、なにか手を打つかもしれないな。