Windows版Tracを導入してみた。

http://discypus.jp/wiki/?%A5%BD%A5%D5%A5%C8%2F%B3%AB%C8%AF%A5%C4%A1%BC%A5%EB%2FBug%20Tracking%2Ftrac
Railsで作っている本棚アプリの新バージョンを作るにあたって、バージョン管理システムソースコードの管理をすることにした。じゃあSubversionでもつっこむか、と思ったのだが、いい機会なのでTracもセットで導入してみることにした。
Tracとは、簡単に言うと軽量のSourceForgeシステム。ソフトウェア開発プロジェクトでもっとも自動化の効果が高い、コンテンツ作成(Wiki)、ソースコード管理、バグトラッキングをまとめてWebアプリケーションとして提供するシステムだ。
BTSという意味では、この前書いたScarabとか影舞とか、はたまた自作も考えてはいたのだけど、とりあえず他とセット、というのが大きいので、当面はこれを使うことにする。
導入対象OSは、Windows XP SP2 Home Edition。TracはもともとUnixベースのツールが多い(ApacheとかPythonとかそれらを連携するモジュールとか)だけに作業には時間がかかるかと思ったんだけど、だいたい3,4時間程度で終了。意外にカンタンだった。
Tracの構成要素である、Trac本体、SubversionPythonApacheの導入はどれもカンタンだった。SubversionApacheTracApacheの設定で若干時間がかかったけど、これもたいした難易度ではなく、あっさりと終了。
まだ使って間もないので、あまり感想らしい感想も無いけど、使い勝手はまずまずのようだ。気になるのは、BTSWikiの記法を要求するところくらいか。ちゃんと設定さえしておけば、localhostにWebアクセスするだけで使用できるため、動かしていることを気にしなくていいのは大きなプラスかな。今後、重宝するツールになるかもしんない。