マイクロソフトが日本でblogサービスを計画

http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/08/04/1928216
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/08/04/001.html
マイクロソフトのblogサービスは、「MSN Spaces」という名前になるらしい。日本でスタート、ってことは古川氏主導のプロジェクトという事なんだろうか。
さて、すでに日本でも成熟しつつあるblogサービスにおいて、巨人・マイクロソフトに勝機はあるのだろうか。blog自体は特別高度な技術を用いているサービスではないため、機能面での差別化は難しい。「携帯電話対応」と言った所で、このことを有難く思う人は、そう多くは無いように思う。そして、仮にこの機能がヒットしたとしても、それは早晩真似されてしまうだろう。機能面の優位性をアピールしようとしても、結局それは五十歩百歩でしかないのだ。
この記事では、MSN Spacesを「誰に」「どんなイメージで」使ってもらおうとしているのか、少々伝わりづらかった。技術的にも市場的にも成熟しつつあるblogサービスの世界で成功するためには、非技術的な要素、たとえば「デザイン」とか「使いやすさ」(これはちょっと技術的な要素になるかな)、「コミュニティの作りやすさ」、「親しみやすさ」といったもののほうがずっと重要になると思う。
「ハード能力は最高」なのに、全然売れなかったXBoxの二の舞にならないよう、気をつけたほうがいいんじゃないかな。このままの路線ならたぶん失敗すると思うので。
(追記)
まとまりが無い文章だったので、後半部を加筆修正。