ひろゆきvs勝間和代なんてバトルが行われてたんですね。

いやそれにしても、ひろゆきオソロシス。対談の内容を追ってみても、丁寧に、そして柔軟に受け答えしているのが分かる。しかも、別に他人の言葉とか他人のデータで持論を語って無いのが凄い。たまに発言の端々に蓄えてきた情報が垣間見えるんだけど、それは決して自分のメインの主張には持ってこない。ものすごく知性のある人なんだなと再確認しました。ベタな表現になるけど、さすが競争の激しいIT業界で超特大のホームランを2発もかっ飛ばしただけの事はあるなと。
そういえば、ティム・オライリーとの対談もすごかったなあ。ひろゆきは、2ちゃんねるニコニコ動画のカリスマであると同時に、ITやネットの本質を恐ろしい程よくつかんでいる知の巨人でもある事は間違いないと思う。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20361105,00.htm
そんな日本IT業界の巨人を相手に、真正面から(しかも準備も無く、上から目線で)ぶつかるのって、どうなのよ、勝間さん。詭弁まで使って激しく攻めた(正直ものすごい猛攻だったと思う)けど、準備不足はいかんともしがたく、という結果に。もっと簡単に言いくるめられるとか考えて、油断しちゃったのかな。。。でも、「なんでもあり」の2ちゃんねるを運営し続けてきた人である、という時点で、難敵であると予想しても良かっただろうに、という気がする。そういう嗅覚が働かなかった、というのは言論人としてはちょっと痛いかも。