スペースインベーダーズ 復活の日

http://vc-pce.com/jpn/j/title/fukkatu.html
最近Wiiバーチャルコンソール始めたんですが、いいですねこれ。
小さい頃、お金が足りなかったために出来なかったゲームが、まっとうな形で、安価に遊べる。昔の夢が今かなっているこの感触。ちょっと涙が出そうになります。
ファミコン時代は、デパートのおもちゃコーナーなんかに大々的に新作テストプレイコーナーがあって、それが買い物に行くときの楽しみでもありました。長居しすぎて親に怒られたりした事も1度や2度ではなかったです。今程安価にゲームを手に入れられる時代ではなかったので、必死で食らいついて遊んでいたような記憶があります。
その中でも、この「スペースインベーダー復活の日」はすごく印象に残ったソフトでした。
スーパーファミコンに「スペースインベーダー」が移植され、インベーダーブームが起きた時期がありますが、このソフトはさらにその前に出たものです。いわゆるベタ移植の本家とアレンジ版の分家モードの2つが搭載されています。そして、その分家モードが凄く面白かったんです。
とにかくかっこいいゲームで、サウンドやグラフィックのセンスは抜群。スピード感もあり、演出も素晴らしかった。特にステージ最初にそのステージの名前が明朝体で表示される(「第五話 未知の惑星」という感じで)のが当時としては珍しく、鮮烈な印象がありました。あいにく家にPCエンジンがなかったので、大好きだったこのゲームを買う事は、結局なかったのですが、ずっとずっと「いつか自宅で遊びたいな〜」という思いは残りました。
バーチャルコンソールにこのゲームが出ていると知り、本当に感動しました。まさか20年の時を越えてこのゲームを遊べる日が来るなんて。。。早速Nintendoポイントを買いに走った事は言うまでもありません。
今遊んで思うのは・・・やっぱり今遊んでもかっこいい!という事ですかね。サウンドは今聴いても素晴らしかったし、画面もあまり古さを感じませんでした。最近、スペースインベーダーのDS版とかiPhone版がセンスの良さで話題になっていますが、やはりこの頃から素晴らしいセンスがあったんだなあ、と再確認した次第です。あっという間に夢中になりました。
あと、なかなか難しい。。。訳も分からずプレイして、2面でゲームオーバーになっていた昔とは違い、5回位で(何機も失いながら)エンディングまで到達できたのですが、後半の弾幕はかなり強烈でした。ゲームに慣れた今だからこそあっさりクリアまで行けましたが、昔だったら挫折していたかも。。。そういう意味では今が、プレイするのに本当にいい時期だったのかもしれません。