よく”ソフトウェア業界は文系、理系は関係ない。プログラムのロジックがわかればよい”という言葉を聞きます。

http://q.hatena.ne.jp/1246323883
コンピュータ・サイエンスを学ばないと作れないソフトウェアというのはあると思いますけど、それ以外のソフトウェア開発現場って、大学での蓄積が無くても、そんなに違わないんじゃないの?というのが正直な感想です。
基本的な離散数学と論理学ぐらいは勉強してきていた方がいいだろうとは思いますが、それだって会社に入ってからでは間に合わない、という程の量でもないかと。OJT至上主義は私もあんまり好きではないですが、それで十分、という側面があるのも事実なんですよね。
最近、システム業界では仮想化技術がトレンドになりつつありますが、この世界でのシステム開発は、ITアーキテクトにとって非常に負担が重いものになるはず。OS設定/管理、N/W設定/管理、全体のパフォーマンス調整など、システムの各要素について同時に面倒を見る事が求められますので。長期的にはITアーキテクトは、大学/大学院で専門教育を受けた人だけ!という時代が来るかもしれません。
そういう人以外については、現場至上主義でいいんじゃないかな〜、というのが今の私の考えです。