Windows 7 が導くWeb 3.0への道

Windows 7はタッチスクリーンの操作を重視するOSなんだそうで。実際にはWindows Vistaの時点ですでにタッチスクリーン入力にOSレベルで対応しているそうなんですが、今度の7ではUI全般がタッチスクリーン対応になるのだとか。確かにNintendoDSとかiPhoneの登場で、ユーザの多くがタッチスクリーン慣れしてきているので、TabletPC登場時のように「なにそれ」扱いされる事はなくなるような気がしています。
今ぼんやりと考えているのは、「タッチ対応PC」が普及してくる事で、これまでマウスとキーボードによって入力を受け付けていたようなアプリも「タッチ対応」化してくるんじゃないかな、と。当たり前の事を言っているようですが、これって実はかなり大きなパラダイムシフトになるような気がします。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/13/news099.html
IE8も当然タッチ対応になります。ということは、必然的にWEBページ全般もタッチを意識した構造にせざるを得なくなって行くはずです。例えば、マウスの頃だったらクリックを何回やってもさほど気にはなりませんでしたが、指でタッチ、となるとそう何度もクリックするようなページは敬遠されるでしょう。タッチだけでデータ入力、というのはユーザーに嫌がられるでしょうから、なるべくデータ入力しないで済むような仕組みにする事がより望まれるようになるかもしれません。パスワード認証ではなく指紋認証でログインするのが当たり前になったりして。
5年後、いや3年後ぐらいには、Webデザインのスタンダードがまるっきり違うものになっているんじゃないでしょうか。そんな次世代のWebを、今のうちからWeb 3.0(笑)、なんて呼んでおいてもいいかもしれません。