MOTHERをクリアしたよ

いまさらなんですが「MOTHER1+2」(GBA)を細々とプレイしてます。「ほぼ日」でMOTHER3発売中止の話とか読んで、MOTHERの何がそんなに人を惹き付けるのか、ず〜っと気になってたので、とうとう買ってしまった、という感じなのです。
で、まずはファミコンで出たという第一作「MOTHER」を一通り、最後までプレイしてみました。
「志、高〜い!」というのが第一印象。街をフィールドの一部にしてみたり、舞台を現代にしてみたり、小さいキャラを小さいなりに動かしてみたり(ダンスのシーンは凄いと思った)と、「ファミコンだから××できない」という言い訳をしないように、しないように作った感じがします。
あと、ストーリー。「エンディングまで泣くんじゃない」というキャッチコピーはどうかと思いますが、大人でも普通に感動できる内容に出来ているのは確かです(あ、でも、泣く、というよりはしんみりする、のほうが近いかも)。主人公達がどうというより、周りの大人とかキャラクターがすごく魅力的で、台詞を何度も読むために繰り返し話しかけちゃったりしてしまいます。
もちろん、もとがファミコンのゲームだけに演出は地味なんですよ。でも言葉がしっかりしているから、そんなに貧相な感じはしないです。ファミコンの画面なりに雰囲気が出来ていて、貧相な印象は特になかったです。そう考えると、下手にリメイクせず、ほぼそのまま出した任天堂はさすがだな、と思いますね。

そうそう、続編のMOTHER2もつまみ食いしてる所なんですが、オープニングからあまりのクオリティの高さに、びっくりしてます。画面はもちろんスーパーファミコンのクオリティなんですけど、家の中の生活感とか、街の作りとか、戦闘シーンとか、もう凝り方が半端じゃないです。これはこれですごい大作ですね(開発が難航したのもなんとなく分かるような気がします。。。)。