イギリスGP

予選は、Q1最後に(予選通過ほぼ確定の)ブルデーがタイムアップ終了に気合いの1ラップを走ったシーンが印象に残ってます。雨が降ってる環境でもタイムを出すぞ!という気合いが画面から伝わってきました。来年のトップチーム移籍が決定的なチームメイト・ベッテルと違って、まだまだ不安定な状況にあるブルデーの、F1に対する強い思いを見せられたような、そんなラップでした。Q1のタイム順で14位→6位。いい物見せてもらいました。
決勝は、ハミルトンの恐ろしいまでの強さを見る事が出来て、個人的にはかなり満足です。雨が酷くなったタイミングで、ホンダやウィリアムズがエクストリーム・ウェットタイヤに交換してタイム/順位を上げまくる中、ウェットタイヤのままでも、特にタイムを大きく落とす事無く先頭を走りきったのは見事という他ないです。
それにしても、今年のF1は、ドライバーを保護するトラクション・コントロールの廃止やBMWの台頭、(なぜか)雨天レースの増加、中団グループの実力の接近などなどで、常にバトルやオーバーテイクを見る事が出来て、ものすごく面白いです。2007年が面白かっただけに、自分の中では、もう当分これほど面白いシーズンは来ないかも、と思っていたのですが、案外あっさり超えるかも・・・。