ニコニコ動画はそんなに巨額の赤字なのか?

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20348870,00.htm
ニコニコ動画」、たしかに儲かっていないようで。
ドワンゴの2007年9月期の中間発表では、経常利益が前年比81.8%減で、1億1500万円とのこと。着メロ不振とニコニコ動画への投資、っていうから、もうニコニコ動画には何千万円か突っ込んじゃったのかな?早いな、というのが第一印象。子会社チュンソフト開発のポケモン不思議のダンジョンが海外でバカ売れ(Wikipediaによると海外分で約350万本とか)してプラスになっている、という話なので、それが無ければこの段階で億単位の赤字になっていた可能性がある、という事か。ゲームって当たるとでかいんだな。
一方、2007年9月期の通期業績では、経常利益が−7億円。理由はやはり着メロ不振とニコニコ動画
気になったのは、ニワンゴ取締役のひろゆきが、「ニコニコ動画は儲からない」と言っている状況下で、これからさらに億単位のインフラ投資をするのか、ということ。いちおうドワンゴも株式会社である以上、稼ぐ道が十分見えていない段階で、さらに億単位の投資をする、ということはちょっと無茶があるように思うのだけど。
とすると、「ドワンゴで本当に赤字が出ているのは着メロでは無いか?」という疑いが出てくる。ひろゆきが「ニコニコ動画は儲からない」といったのは、5月11日で、中間発表の4日前。すでに巨額の赤字が着メロ事業で出ている、という事から、目を背かせるために、敢えてニコニコ動画の不採算制を口にした、という可能性もありそうな気がしてきた。