WEBプログラマーをやっていますが、エンジニアの教育体制について悩んでいます。新人教育をするのに何をやらせるべきなのか。OJTで気合で覚えさすべきなのか、それとも書籍等で学ばせてから実戦に投入するべきなのか。

http://q.hatena.ne.jp/1174700066
いきなり「OJTで気合で」というやり方だと、酷い癖を身に付けてしまうケースがあるから、あまり推奨できないかな。いったんゴミコード生産機になってしまうと、あとあと害毒をまきちらす危険があるので。少なくとも基本を身に付けさせてから実戦投入するべきだと思う。
でも、書籍でプログラミングを学ばせる、というやり方がうまくいく、という話も聞かない。読書はインプット主体の行為であり、一方でプログラミングはアウトプット主体の行為だ。アウトプットするためのスキルのベースが無いうちに、いろんな技術情報を読んでも、実際には砂上の楼閣にしかならない。少なくとも、実機環境を触らせる事は必須だと思う。
プロジェクトの状況が許すなら、開発を支援するための小さなスクリプト(シェルとかPerlとか。Javaでも可)を作らせ、ちゃんとレビューしてあげるのが一番いいのかな、と思う。小さなものを作らせる事で、ものづくりの基本を指導することとか、人が使うものを作らせる事で、使い手に立つ事を覚えてもらうことが、まずは大事なんじゃないかと。