オタク検定試験実施

http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/07/05/1554222
電車男アキバ系=女の子に相手してもらえない大きなお兄さん」という方程式が日本全国に広がってしまったお陰で、日本国民カーストの最下層にきっちりとはめられてしまったオタクだが、わざわざそんなオタクになりたい人のための(?)検定試験が登場するらしい。
ってことで、サンプル問題を読んでみた。テーマはコミケ系とゲーム系。コミケは完全に門外漢なので無視して、さっさと専門の(?)ゲーム系をチェック。ふーん。ゲーム機の歴史ですか。これはこれで結構良くまとまってるので、いいんじゃないかな、と思うんだけど、スラドではかなり叩かれてた。「問題がおかしい。オタクをなめるな」という趣旨のコメントが結構ある。まあ、確かに僕でも7割は取れたかな、って感じだし(回答は雑誌に書いてあるのだとか)。
確かに、スーパーカセットビジョンとかリンクスのような、マイナーなゲーム機が無いことは、僕もどうにもこうにも腑に落ちなかったりする。けど、正確な問題を作る大変さを考えると、ある一定レベルの大雑把さには、目をつぶってもいいんじゃないかと思うんだけどな。ある意味、この出題内容に対して、熱い意見を持つような人こそがオタクなのかもしんないね。
ふと思ったんだけど、多くのオタクの社会的地位が低い理由って、「心から分かり合うこと」に価値をおいてしまうがゆえに、「分かり合えない」人とのコミュニケーションにまったく重きを置かないことが原因なのかもしんない。相手に対して、「私はこんな人間です」と分かりやすく教える努力を放棄している、特殊な世界観の人間に対して、価値を感じる人なんか、そうそうでてくるもんじゃないもの。