「あゝ! 一軒家プロレス」を観て来た。

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去年「上映館募集中CM」が流れまくった映画。今年とうとう1館目の上映館が決まった、とのことなので、見に行ってきた。
「がなり塾」でお世話になっている、高橋がなり塾長が好きそうな、「人情もので、最後はホロり」というストーリーなんだろうなあ、などと思っていたら、なんとも形容しがたいB級映画だったのでびっくり。ド迫力のプロレスとお涙頂戴のシーンとマッドな登場人物の数々。一言ではとても語れない、なんというか一昔前の少年漫画みたいなごった煮状態の内容だった。とにかくすごかった。
そうそう、悪役として登場した佐野史郎と、ヒロイン(?)のソニンはすごくいい感じだった。佐野史郎ウマすぎ。やっぱり普通の役をこの人にやらせちゃいかんよ。マッドな人を演じさせないと魅力が出てこない。あと、ソニンは今後役者としてやっていってもいいかも、と素直に思った。思っていた以上にスクリーン上で絵になっていたので。
この作品、「映画」として観ると超肩透かしモノだと思うけど、「映画」に飽きた人にはかなり楽しめる映像なのではないかな、と思う。