「2ちゃんねるの注意書き」は特に名文ではないと思った。

http://maname.txt-nifty.com/blog/2007/10/post_422d.html
http://homepage1.nifty.com/maname/log/200710.html#032214p3
ていうか、元ネタ(ASIN:4061498444、p.93〜)のときから、この表現に「名文」という言葉を当てはめるのはどうかと思っていたけどな。実践的ではあるけど、特に修辞に気を使っているというわけでもないし。読んでいて詩的な印象を受ける、というわけでもない。内容が洗練されているのは間違いないので、それで評価を下げる、というわけでもないけど、なんだかなあ。
あと、ホットエントリ1位になったんだから、とっととインスパイア元を件のブログで紹介すべきだと思う。別のページで逃げを打つのはみっともないですよ。*1
あと、どうでもいいことをつらつら書いてみるか。
ネット上でのフレーミングって、だいたいは「大人の対応」を使いこなすことでなんとかなる程度のものだから、「2ちゃんねるの注意書き」で何とかなったりするけど、いつもそれでうまくいくもんでもないよね。それなりに頭のいい粘着野郎がでてきたらどうするか、とか、根拠も無く他人を否定するのが一人ではなく集団だったらどうするか、とか。「2ちゃんねるの注意書き」は基本ではあるんだけど、それだけじゃ応用的なケースには対応できない気がする。いい気になってスルーしていたら、自分だけが我慢する羽目になったりすることがあったりするので、場が荒れることを承知で好戦的に振舞うことも時には必要。
結局のところは政治力をどう使って、"みんな"をコントロールするか、という話に収斂すると思うよ。基本的に腹黒くないと、何かあったときにうまく立ち回れないんじゃないかと思う。

*1:ブログに追記されたことを確認しました。10/5