大学で化学を学んでいる人間にとって文学や哲学は何になるか。化学の仕事をしている人々にとって、小説は単なる余暇なのか?

http://q.hatena.ne.jp/1179905063
化学も文学も哲学も、趣味として楽しむことが出来るし、スキルがある人なら、それでご飯を食べることが出来る。
実際は、化学のほうがそれを専門とする就職口(開発者とかアカデミックポスト)はそれなりに多そうだけど、その一方で化学を趣味として楽しむ人は少ない上、化学を本格的に楽しむには実験装置が必要となるケースも多いことから、仕事にしない場合は、化学について勉強したことがごっそり無駄になる可能性がある。逆に、文学や哲学を専門とする就職口(学芸員とかアカデミックポストとか)はそんなに多くないけど、一方で文学とか小説を趣味とする人はかなりの数(少なくとも化学よりはずっと多い)いるし、また多くの本は安価に手に入るので、コミュニケーションツールないしは個人で楽しめる趣味として使える、とみることもできる。
どっちが上、という視点は持たない方がいいような気がする。