NEOGEOオンラインコレクション 餓狼伝説バトルアーカイブズ1 (ASIN:B000FMNMU8)

http://game.snkplaymore.co.jp/official/online/garou_ba1/index.php
高校生の頃は、部活の帰りにボーリング場に行った。といっても、ボーリングをよくやった、というわけではなく、その脇にあったNEOGEOのゲームをよく遊んだ。でっかいカバンを持って、龍虎の拳とか餓狼伝説とか得点王なんかで対戦したな。でも、何度遊んでもなかなか上手くなれなくて、特に餓狼伝説シリーズのCPU戦は、よく負けまくった。
それでも、当時家にあったスーパーファミコンのゲームと比べると、画面もサウンドも格段に豪華で、いつかこんなゲームを家で遊べたらなー、とかよく思った。プレイステーションセガサターンの登場で、ようやくNEOGEO並のグラフィックやサウンドを楽しめるようにはなったものの、まだ当時は家庭用NEOGEOネオジオCDがあった時代だから、家で正当な餓狼伝説龍虎の拳は遊ぶことができなかった。確かあの頃はプレステで出てたストリートファイターZEROシリーズをやりこんだ記憶がある。ZERO2あたりが僕の中でのピークで、「ゲーセンの2D格闘ゲームを家でほぼそのまま遊べる」という体験を心行くまで堪能した。その後は、ドリームキャストで出た「CAPCOM VS. SNK」シリーズをやりこんだ程度で、2D格闘ゲーム自体、そんなにやらなくなった。SNKKOFシリーズには興味が持てなかったし、カプコンからはまともな格闘ゲームが出なくなったのだから、しょうがない。
PS2版の「アーカイブズ1」を遊んでいて思い出したのは、そんな豪華な画面やサウンドのゲームを遊びたがっていた頃の思い出。もちろん、10年以上前のゲームばかりなので、今の最新のゲームと比べると、その貧弱さはどうしようもないのだけど、それでも当時のリソースで最大限に贅沢をした感じが伝わってくる。面白い、と絶賛することはできないけど、ただただ懐かしい気持ちになる。懐メロのゲーム版のようなもの、といっていいかも。高校生の頃の思い出をたくさん思い出せたというだけで、僕は満足。今度は龍虎の拳も買ってみようかな。得点王(特に2)もまた遊びたいけど、人気無かったっぽいし、無理だろうなー。