Ruby on Rails凄すぎ・・・

RoRでアプリを作っていて驚くのは、形はともあれ「動くもの」が出来るまでのスピードが極端に速いこと。本家サイトにある「Creating a weblog in 15 minutes」を見れば分かるとおり、あ!という間にWebブラウザからアプリに対する読み書きが出来るようになる。Strutsなんかの世界ではありえないスピード。これは思っていた以上に心地よくて参ってしまう。
O/RマッパーActiveRecordの快適さにもしびれる。データベースからデータをとって、加工して・・・・とかいうStrutsなんかにありがちなダルい作業がほとんど完全に消えうせているので、とにかくラク。設定ファイルもソースもほとんど手を加えずに、ただSQLをしこしこ書くだけ。こりゃあいいわ。
あとは、ディレクトリ構造・ファイル構成のシンプルさ。これも素晴らしい。どのファイルが何の役割をするんだっけ、というJ2EEアプリにありがちな疑問とは無縁だ。データベース情報のマッピングはmodelディレクトリ、各画面の表示内容はviewディレクトリ、画面コントロール情報はcontrollerディレクトリだ。まさにMVC。慣れてしまえば迷うことなんか無い。肥大化の懸念は当然あるが、それでもJ2EE系のアプリよりはずっとずっとまし。
ということで、今週末は、書籍管理Webアプリを作ってみた。登録して、検索して、一覧表示・詳細表示をする仕様の、比較的シンプルなアプリケーション。自動生成されるソースコードをいじり始めてから、開発のペースも落ちてきたけど、それでも1日かからずに実装を終えることが出来た。こりゃいいわ。
次にRoRいじるときは、このアプリをAJAX対応にグレードアップするか、それとも、以前から作りたかったイシュートラッキングシステム(Scarabのような)を作ってみるか・・・やりたいことは増えるばかりだなあ。