今日のあんあん事情

時間が出来てきたので、Answer×Answer2をちょこちょこプチ廃プレイしてます。
来年1月早々に、期間限定で押し合い爆破が復活するとの事。期間限定、というところがひっかかりますが、これはDXの次バージョン向けに用意した形式の一種のロケテスト、と見た方がよさそうですね。そう考える理由を以下に書いてみます。
このところ、押しつけ爆破、ウソつきダウト、漢字メドレーといった、微妙な新形式の追加が相次いでいるように思われます。そしてそれらは、ロケテストで稼働していた頃より、実稼働に入ってからの方が問題が多く噴出している傾向にあります(押しつけ爆破は最初からダメな子扱いだった感じですが)。漢字メドレーは特にその傾向が顕著で、平均正解数を見れば、誰が1位になるかおおよそ読めてしまう、という、強者が固定してしまうAnAnらしくない形式になってしまいました。
つまり、これまでのロケテストは、新形式の問題点を洗い出す上では、上手く機能していなかった、という事になります。
私は、現行のロケテストの一番の問題は、上位層がフルゲートになるような、対戦のデータがあまり取れない事、ではないかと考えています。ロケテストでは、COM祭り、という言葉に象徴されるように、リーマスクラスのフルゲート対戦はさほど発生しません。もちろんゼロ、という事はないですが、たかだか2週間・数店舗開催、というロケテストの規模を考えると、おそらく全国での実稼働1日分のデータ量すら取れない、というのが現実ではないでしょうか。
少なくとも、漢字メドレーやウソつきダウトは、もう少し調整のやりようがあったのではないかと思われる形式です(少なくともスコア面で)。十分なデータがあれば、もう少しバランスが良くなったはず。そういう思いから、今回のような形で、全国的な「ロケテスト」を実施する事にしたんじゃないかな、と考えてみた訳です。
あと、これも憶測なのですが、「ロケテスト」段階まで来てしまうと、評判が悪いクイズ形式でも、引っ込めるリスクが高くなってしまう、という問題もありそうです。例えば、プレミアムプラスへのバージョンアップでは、ウソつきダウトが評判悪いから、といってそれを引っ込めてしまうと、速答プレッシャークイズだけしか新規項目がなくなってしまいます。それでは、ロケテストを行う、関係各所に告知を行う、などの手間には見合わないでしょう。少なくともAnAnではロケテストまで来てしまうと、そうそう新規項目を引っ込める事は出来ない、というビジネス的な事情が存在している、と見た方がよいのかもしれません。
以上の事から、新形式(押し合い爆破のように既存のプログラムを流用できる形式限定かもですが)については、単なる「ロケテスト」ではなく「期間限定」というアプローチを取ったほうがよい、という結論に至ったんじゃないかな、と推測してみます。